『接客ってどこまでするべき?』

2024.4.11(Thu)に思った事。

 

最近美味かったホッピーと相棒のアヒル隊長



産まれてこの方、接客業しかしてきてない。

アルバイトも正社員で働いていた時も接客しかしていない。

むしろ、「もう自分は接客しか出来ないんじゃないか」とすら思っている。

接客は大好きだし人間と話をするのはとても大好きなんだけど、やっぱり私も人間なので合う人間と合わない人間が存在する。
例えば、時間通りに来ないお客さん。【予約】って言葉の意味を大人になっても理解していない人が多すぎて嫌になっちゃう。

つい先日の話。15分遅れると電話があったお客さんが居た。電話で伝えてくれるのは本当にありがたい。でもそのお客さんは遅れるといった時間になっても来ない。
そのお客さんは4名で席の予約を取っていた。私が働いているお店は席数が25席ほどの小さなお店。4人分の席を用意することにより本来2名を2組入れられるところを潰して席を用意して待っていたのだ。(お客さんからしたら知ったこっちゃない話だと思うけど)
その間も何人もお客さんを「満席です」と断り続けていた矢先、本来の予約時間から20分ほど遅れてやっと4人中1人が入ってきた。

「予約していた○○です。」
「お連れ様はいらっしゃいますか?」
「あ、もう少しで来ます。」

自分の頭に雷がどしゃーと降ってきたような怒りが降りて来た。

まず遅れて来た事に対して謝罪がない。軽くでも「遅れてすみません。」と一言言うのが大人ってものじゃないのかなと。(これも今でいう差別なのかも、、)
そしてどうどうと1人で入店。
私は【予約】ってそんなに簡単なものなのかな?とその日1日考えた。

4人揃ったそのグループはお酒が入り高揚してきたのか私に楽しげに絡んできたが、
私も人間なので明るく接する事なんてできるわけがなく、フルシカトをかました。
(これこそ大人気ない)

接客業をやっている身からするとこんな事たくさんあるし、やってない人からすると「そんなの分かってて接客業やってるんだろ」と言われるかもしれないが、私はそうは思わない。

接客業だけでなく、他の仕事も同じだと思うが『何かを得られた時に何かを返せる』っていうのが人間の仕組みだと私は思う。
お客様に言われる「美味しかった!」という一言で料理人は次のお客さんにも美味しいものを用意しようと思えるし、「この洋服可愛い!」という一言でデザイナーはまた可愛い洋服を作ろうと思えるだろうし。

これが人間の祥なのではないだろうか。

しかし、世の中には『No pain, no gain』(痛みなくして、得るものなし)という言葉もある。

この事を考え私は自分がお客さんになった時「もっとこうしよう」「店員さんが気持ちがよく帰れるようなお客さんになろう」と思えるようになったので、『No pain, no gain』というのも間違えちゃいないなと思った。

 

最後まで読んで頂きありがとうございました。

ゆるゆる記事を書いて行くので気長に待っていただけたらと思います。

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三日坊主脱却目指します。